[MaxTips_11] ディレイの応用で音作り1 – RjDj Scene Yamakasaの中身

こんにちは、首藤です。
前回のTMUGでは、RjDjシーンYamakasaの解説をしながら、ディレイを用いた音作りについてお話をしようと思っていたのですが、時間の関係でだいぶ端折ってしまう結果になったので、2回程度に分けてチュートリアル的なものを書いてみようと思います。

Yamakasaの中身

maxtips11_01

Yamakasaのおおまかな構成はこのようになっており、delwrite~、delread~、vd~等(Maxなら、tapin~、tapout~等)のディレイオブジェクトを中心にエフェクト処理を行っています。

ディレイを使って音程感をつける

maxtips11_02

ディレイといって、まず思い浮かぶのは、音がやまびこのように反復するエコーエフェクトだと思います。
入力音を遅延させて、その出力をまた入力に戻してやると、一定間隔で原音を反復させることができます。

その周期(ディレイタイム)を可聴帯域まで早めていくと、原音とエフェクト音の分離が曖昧になり、音程感が生まれます。

[audio:http://tokyomax.jp/wp-content/uploads/2010/02/maxtips_mp3_11_01.mp3|titles=maxtips_mp3_11_01]

周波数1Hzは、1秒間に1周期の振動を表すので、

ディレイタイム(ms)=1000÷周波数

となります。

maxtips11_03

フィードバック量を増やす事で、より音程感の強い音になると思います。

ポリフォニック化してみる

Yamakasaでは、周波数固定のディレイ4組で、入力音にコード感を加えていますが、
せっかくなので、MIDIで自由に演奏出来るように、ポリフォニック化してみました。

サンプルファイル

maxtips11_04maxtips11_05

過大なフィードバックを防ぐためにclip~を使用していますが、ソフトクリップをつかったり、フィルタを挟む等の方法で出音を調整することができます。

[audio:http://tokyomax.jp/wp-content/uploads/2010/02/maxtips_mp3_11_02.mp3|titles=maxtips_mp3_11_02]

入力にノイズ等を用いて、フィードバックその他を複雑にしていくと、弦楽器や打楽器のモデリング方式、Karplus-Strongアルゴリズムを実装できます。

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