[MaxTips_2]確率で楽に音楽する その1

こんにちは、TMUGの首藤です。
今回はMaxでアルゴリズム作曲を始めるための第一歩をお送りしたいと思います。
アルゴリズム作曲と書くとなんだかすごそうに感じますが、ここでは乱数などをうまく使って好みの音楽を引き当てるというコンピューター任せな作曲法を書いていこうと思います。

 

アルゴリズム作曲を手軽に試してみたいという人にはCycling 74社のMというソフトがおすすめです。
すごく古いソフトですが、即興演奏ソフトとしてとても使いやすく洗練されています。

頑張ればMaxでもM以上のソフトを作れるかもしれませんが、
まずは一番手軽で何にでも利用できるbangのコントロールから始めようと思います。

下のパッチ画面を見てください。

maxtips2_1.png

それぞれ指定した確率でbangが出力されます

1、1/xの確率でbangを返す

2、xパーセントの確率でbangを返す

3、2をifオブジェクトを使って簡単に表現

(random(100\,0)で0〜99までの乱数を生成し、乱数がxよりも小さい場合にbangを出力します)



次にこれらをテストしてみましょう。
それぞれの癖を見るため、uziオブジェクトを使って10000回のbangテストをしてみます。

maxtips2_2.png

counterで出力されたbangの数を数えてみると、同じ確率の処理でも微妙に精度に違いがあるのがわかると思います。


次に、時間軸での働きを見るため、出力をmultisliderオブジェクトのLineScrollで見てみます。

maxtips2_3.png

bangがどれぐらいの密度で出力されているかがわかります。
こうしたテストを することで、思った通りに処理されているかや、密度的な癖なんかを視覚的に見ることができます。


 

 

 

でもやっぱり数字だけでは実際に音楽に使えるかどうかピンとこないので、前回作ったグラニュラーサンプラーにこれらの部分を追加して簡単なリズムマシンにしてみました。
ダウンロード – maxtips2.zip
どこにどのようなアルゴリズムを埋め込むかによって出てくる雰囲気が随分変わります。
興味のある方は是非いろいろ試してみてください。

次回はこれに簡単なシンセを加えてもう少し音楽らしく聞こえるようにしてみようと思います。

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